運航管理者(うんこうかんりしゃ)【資格】

【資格】運ぶ・支える
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運ぶ・支える仕事

運航管理者(うんこうかんりしゃ)とは?

運航管理者は、「航空法」に基づき国土交通大臣が認定する国家資格で、航空機の運航計画を立て、安全かつ効率的な飛行を支える専門職です。航空会社の運航本部で、パイロットと連携して飛行ルートや燃料量、天候、機材の状況などを総合的に管理します。

「フライトプランナー」や「ディスパッチャー」とも呼ばれ、航空の安全運航を地上から支える頭脳的存在です。民間航空会社では法令上、運航管理者を配置しなければ航空機を飛ばすことができません。

運航管理者の試験概要

根拠法令 航空法(第28条〜第37条)に基づく国家資格で、航空機の安全運航を地上から支援・管理するための専門資格。
所管官庁 国土交通省 航空局(JCAB:Japan Civil Aviation Bureau)が認定・試験を実施。
受験資格 18歳以上で、一定の運航管理実務経験を有する者、または国交省が指定する養成課程(航空大学校・航空専門学校等)を修了した者。
民間航空会社勤務者や航空関連業務従事者が多く受験する。
試験内容 筆記試験(航空法規・気象・航空通信・運航理論・燃料計算・航空英語など)+口述試験+実地試験。
航空機の運航計画、安全確認、緊急時対応など総合的な判断力が求められる。
試験方式 年1回実施。筆記・実技の両方で評価され、実務経験に基づいた応用問題も出題される。
養成課程修了者は筆記試験の一部免除を受ける場合がある。
合格率 約30〜40%前後(年度・受験区分によって変動)。
難易度は高く、航空法・気象・運航計画分野での精密な知識が合否を左右する。
免許更新 5年ごとに技能確認講習を受講する必要あり。
最新の航空安全基準、通信・航法技術、緊急対応マニュアルの習得を目的とした再教育が行われる。
資格取得までの流れ 指定養成課程修了または実務経験 → 試験申請 → 筆記・口述・実地試験 → 合格 → 航空局登録・免許交付。
養成課程を経由することで短期間での受験資格取得が可能。
活動範囲 航空会社・空港運航センター・管制機関などで勤務し、フライトプラン作成、航空機位置管理、燃料計算、緊急時支援を行う。
パイロットと連携して安全運航を統括する重要職。
留意点 運航管理者は航空運航の「地上の頭脳」と呼ばれる職務であり、法令遵守と正確な判断力が不可欠。
国際線では英語力も重要視され、ICAO基準に準じた知識・対応力が求められる。
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運航管理者に関するQ&A

Q. 運航管理者はどんな仕事をする人ですか?

A. 航空機の飛行計画を作成し、天候や機体状況、航空交通の情報をもとに安全な運航をサポートする役割を担います。操縦士と連携してフライト全体を管理します。

Q. 操縦士とはどう違うのですか?

A. 操縦士が実際に航空機を操縦するのに対し、運航管理者は地上から運航を支援・監督します。安全運航の「司令塔」ともいえる存在です。

Q. 航空会社以外でも働けますか?

A. はい。地方航空会社、ヘリコプター運航会社、官公庁(防災・警察・消防航空隊)などでも活躍できます。

Q. 資格取得にはどのくらいの時間がかかりますか?

A. 独学では1〜2年ほど、航空専門学校で学ぶ場合は1年以内で受験可能です。

Q. 資格を取るとどんなキャリアにつながりますか?

A. 航空会社の運航管理部門での昇進、航空運航責任者へのステップアップ、官公庁航空部門での専門職採用などにつながります。

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運航管理者が必要な職業/あると有利な職業

1. 必ず必要な職業

  • 運航管理者(フライトプランナーとして航空機の運航計画・監督を行う)

2. あると有利な職業

公式情報/出典

  • 根拠法令:航空法 第28条〜第37条
  • 所管:国土交通省 航空局(JCAB)
  • 出典:国土交通省「航空従事者国家試験概要」
  • 参考:JCAB 運航管理者試験案内/航空法施行規則