SREの仕事とは?
サービスの信頼性を高めるために、ソフトウェア開発とインフラ運用の両面から支える職種です。
1. どんな仕事?
SRE(Site Reliability Engineer)は、Googleが提唱した職種で、開発と運用の橋渡し役を担います。システムの安定稼働を維持しながら、ソフトウェアエンジニアとしての自動化や改善も行います。障害対応だけでなく、SLI/SLOの定義、可観測性(オブザーバビリティ)の強化などが主な仕事です。

2. どんな人に向いてる?
- 仕組みを改善するのが好きな人
- 論理的に物事を捉えるのが得意な人
- 技術に強い関心がある人
- 自動化や効率化に喜びを感じる人
3. どうやったらなれる?(進路チャート)
🎓 大学・専門学校で情報工学を学ぶ
↓
💼 IT企業にエンジニアとして就職
↓
🛠 インフラ・開発経験を積む
↓
🚀 SREチームに配属 or 転職
4. 必要な資格やスキル
- Linuxやクラウド、CI/CD、監視のスキル
- プログラミング(Python、Go、Shellなど)
- コンテナ(Docker)、Kubernetesの理解
- DevOpsやSREの原則の知識
5. 活躍の場・働き方
- Webサービス企業、スタートアップ、IT大手など
- チームでの協力と自律的な働き方が求められる
- リモート勤務の割合も高い職種
6. 平均年収は?
約600万円〜900万円
SREは専門性が高いため、スキルと経験に応じて高年収が期待できます。
7. 向いてない人は?
- 変化の多い環境が苦手な人
- エラーや障害に冷静に向き合えない人
- チームでのコミュニケーションが苦手な人
8. よくある質問(Q&A)
Q. SREは開発職?運用職?
A. その両方のスキルが必要です。「開発できる運用者」「運用もわかる開発者」とも言われます。
Q. プログラミングは必須?
A. はい、自動化や改善のために必須です。PythonやGoがよく使われます。