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陸上特殊無線技士とは?
陸上特殊無線技士は、電波法に基づく国家資格(無線従事者資格)の一つで、陸上に設置された特定の無線設備を操作するために必要な資格です。
主に業務用無線、携帯電話基地局、タクシー無線、防災無線、警備無線など、日常生活や社会インフラを支える無線設備の操作に関わります。
第一級・第二級・第三級・国内電信級があり、扱える設備の範囲が級ごとに異なります。高度な理論よりも、実務に直結した運用知識と法規理解が中心の資格です。
試験概要
| 資格区分 | 国家資格(無線従事者) |
|---|---|
| 所管 | 総務省 |
| 級区分 | 第一級・第二級・第三級・国内電信級 |
| 受験資格 | 年齢・学歴制限なし |
| 試験方式 | 筆記試験(マークシート方式) |
| 試験科目 | 無線工学の基礎 法規 |
| 科目合格制度 | あり(一定期間有効) |
| 合格率目安 | 第一級:約30%前後 第二級:約40%前後 第三級:約50%前後 |
| 難易度 | ★★★☆☆(第一級)/★★☆☆☆(第二・第三級) |
無線従事者資格の中では比較的取得しやすい部類ですが、業務利用が多いため実務価値は高い資格です。
試験内容
- 無線工学の基礎
電波の性質、周波数、変調方式、送受信の基本原理など。理論は基礎レベル。 - 実務運用知識
業務用無線設備の操作範囲、出力制限、混信防止、適正な通信手順。 - 電波法・関連法規
電波法、無線局運用規則、免許制度、罰則規定。法規は確実に得点が必要。 - 国内電信級の特徴
電信通信に特化した区分で、モールス通信の基礎知識が問われる。
計算問題は少なめで、法規と基本理論を確実に押さえることが合格の鍵です。
Q&A
Q. どの級を取ればいい?
業務内容によりますが、一般的な業務用無線なら第三級や第二級で足りる場合が多いです。
Q. 独学可能?
可能です。過去問題中心の対策が有効です。
Q. 更新は必要?
資格自体に更新制度はありません。
Q. 技術士との違いは?
陸上無線技術士は設備管理・設計寄り、特殊無線技士は操作寄りの資格です。
陸上特殊無線技士が必ず必要な職業/あると有利な職業
必ず必要な職業
- 業務用無線設備を操作する業務
あると有利な職業
- 警備会社通信担当
- 携帯基地局保守担当
- イベント通信運用スタッフ
参考情報
- 総務省 無線従事者制度資料
- 国家試験実施機関 公開資料


