航空管制官(こうくうかんせいかん)

運ぶ・支える仕事
スポンサーリンク
運ぶ・支える仕事

航空管制官の仕事とは?

航空管制官とは、空港や航空路で航空機の離着陸・飛行を安全かつ効率的に行えるよう指示・監視する国家公務員です。航空機の安全運航を守る「空の交通整理役」として国際的にも重要な役割を担います。

航空管制官の仕事内容

航空管制官は、空港および航空路管制施設で、航空機の安全間隔を確保し、衝突や事故を防ぐための指示を出す国家公務員の専門職です。操縦ではなく、空域全体の安全管理が仕事の核になります。

業務は、離着陸許可、進入・出発の管制、航空路上の間隔調整、気象変化への対応、緊急事態時の優先処理など。複数機を同時に扱い、数秒の判断遅れが重大事故に直結します。

勤務先は全国の空港管制塔、レーダー管制施設など。24時間体制のため交替制勤務が基本で、夜勤・早朝勤務があります。英語は実務必須で、高い集中力と精神的耐久力が求められます。

派手さはないが、責任は極めて重い。空の安全を直接支える判断職です。

どんな人に向いてる?

  • 冷静沈着で瞬時の判断ができる人
  • 集中力を長時間維持できる人
  • コミュニケーション力が高く、明確に指示できる人
  • 英語を使ったやり取りに抵抗がない人
スポンサーリンク

航空管制官になるには?(進路チャート)

  1. 高校卒業後、航空保安大学校に入学(受験資格:20歳未満)
  2. 2年間の専門教育で航空管制に必要な知識・技能を習得
  3. 国土交通省航空局に採用され、空港・航空交通管制部に配属
  4. OJTや訓練を受け、資格認定後に航空管制官として勤務開始

航空管制官に必要な資格やスキル

  • 必須資格:航空管制官国家試験合格(航空保安大学校修了後)
  • スキル:航空知識、無線交信能力、英語力、集中力、緊急対応力
  • 航空無線通信士航空通信士の資格を持っていると、航空機との通信に関する理解が深まり、業務に役立つ場合があります。

航空管制官の活躍の場・働き方

全国の主要空港の管制塔や、航空交通管制部(札幌・東京・福岡・那覇)で勤務。シフト制で昼夜問わず業務に当たり、国際線を含む多くの航空機を担当します。

スポンサーリンク

航空管制官の平均年収は?

航空管制官の年収は、国家公務員給与表・勤続年数・役職に基づき決まります。実態の数値は次のとおりです。

若手(採用〜数年)
 年収は400万円〜500万円前後が中心。夜勤手当・地域手当を含みます。

中堅(主担当・技能熟練)
 年収は550万円〜700万円前後。技能評価と勤続で安定的に上昇します。

ベテラン(主任・係長級)
 年収は700万円〜850万円前後が実在レンジ。管制責任や指導業務を担います。

成果給はなく、勤続と等級で積み上がる公務員型の報酬体系です。

向いてない人は?

  • 集中力が続かない人
  • 瞬時の判断に自信がない人
  • 交代制勤務や夜勤に対応できない人

よくある質問(Q&A)

Q. 英語はどのくらい必要?

A.航空英語を使って外国機と交信するため、一定のリスニング・スピーキング力が必須です。

Q. 女性もなれる?

A.もちろん可能です。航空保安大学校の入学者にも女性が増えています。 Q. 仕事はきつい? 緊張感が高い仕事ですが、その分やりがいも大きく、誇りを持って働ける職業です。

関連する仕事

スポンサーリンク

現場の声

■ 職業・職歴
航空管制官/空港管制塔勤務/12年目

■ 仕事内容
常に複数機を同時に見ています。一瞬も気を抜けません

■ やってよかったこと
悪天候でも安全に運航を維持できたときです。

■ 大変だったこと
精神的な緊張と交替制勤務です。切り替えが必要です。

■ これから目指す人へ
憧れだけでは続きません。集中を維持できるかを基準に考えてください。