航空情報官(こうくうじょうほうかん)

運ぶ・支える仕事
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運ぶ・支える仕事

航空情報官の仕事とは?

航空情報官とは、航空機が安全かつ効率的に飛行できるように必要な情報(航空路・空港情報・気象・航行警告など)を収集・編集・提供する国家公務員です。国土交通省航空局に所属し、航空の安全を情報面から支えます。

航空情報官の仕事内容

航空情報官は、国土交通省(航空局)に所属し、航空機の運航に必要な公式情報を収集・作成・提供する国家公務員の専門職です。操縦や管制は行わないが、情報の正確性が安全を左右します。

業務は、航空情報(AIP、NOTAM等)の作成・更新、空港・航路・障害物・無線施設・運航制限情報の管理、国際基準(ICAO)への適合確認、関係機関との調整、緊急時の情報即時発出など。一つの誤記・遅延が事故リスクを高めるため、二重三重の確認が常態です。

勤務先は航空局本省、航空交通管制部門、航空情報センター等。英語は必須で、技術文書の読解・作成能力が求められます。交替制は少ないが、緊急対応時は即応が必要です。

表に出ないが、空の安全を情報で支える。安全基盤を作る判断・文書職です。

どんな人に向いてる?

  • 正確さと几帳面さを持って作業できる人
  • 情報の整理・管理が得意な人
  • 語学力や国際的なルールに興味がある人
  • 裏方で航空の安全を支えることにやりがいを感じる人
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航空情報官になるには?(進路チャート)

  1. 高校卒業後、人事院が実施する国家公務員採用試験(航空職)を受験
  2. 合格後、国土交通省航空局に採用
  3. 航空情報センターや空港事務所で研修・実務経験
  4. 航空情報官として正式に任用され、情報編集・発信業務に従事

航空情報官に必要な資格やスキル

  • 必須資格:国家公務員採用試験(航空職)合格
  • 有利な資格:TOEIC英検などの語学資格
  • スキル:情報処理能力、国際規格(ICAO)の知識、文章編集スキル

航空情報官の活躍の場・働き方

東京航空局(航空情報センター)や全国の空港事務所などで勤務します。シフト勤務は少なく、基本的には事務系のデスクワーク中心です。国際的な航空情報のやり取りに関わることも多い職種です。

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航空情報官の平均年収は?

航空情報官の年収は、国家公務員給与表・勤続年数・役職に基づき決まります。実態の数値は次のとおりです。

若手(採用〜数年)
 年収は380万円〜480万円前後が中心。地域手当等を含みます。

中堅(主担当・技能熟練)
 年収は500万円〜650万円前後。専門性と担当範囲の拡大で上昇します。

ベテラン(主任・係長級)
 年収は650万円〜800万円前後が実在レンジ。国際調整や全体管理を担います。

成果給はなく、勤続と等級で積み上がる公務員型の報酬体系です。

向いてない人は?

  • 細かい規則や国際基準を守るのが苦手な人
  • デスクワークや情報整理に集中できない人
  • 英語や航空関連の専門用語に抵抗がある人

よくある質問(Q&A)

Q. 航空管制官とはどう違う?

A. 航空管制官は直接パイロットに指示を出しますが、航空情報官はその前提となる情報を整備・提供する仕事です。

Q. 語学力はどのくらい必要?

A. ICAO基準に沿った国際文書を扱うため、英語読解力があると有利です。

Q. 女性もなれる?

A. もちろん可能です。デスクワーク中心なので男女問わず活躍できます。

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現場の声

■ 職業・職歴
航空情報官/航空局関連部署勤務/13年目

■ 仕事内容
情報を正確に、遅れなく出すことです。誤りは許されません

■ やってよかったこと
大規模変更後もトラブルなく運航が続いたときです。

■ 大変だったこと
国際基準との整合確認と緊急時対応です。責任は重いです。

■ これから目指す人へ
派手さはありません。細部まで確認し続けられるかが重要です。