気象庁職員(きしょうちょうしょくいん)

公務員・安全を守る仕事

気象庁職員(気象技術者)の仕事とは?
天気予報・地震・津波・火山活動などに関する観測・解析・発表を行い、国民の安全を守る国家公務員です。観測データを科学的に処理し、防災や航空・海上の安全に貢献します。

1. どんな仕事?

気象・地震・火山などの観測データの収集・解析、天気予報・警報の発表、災害時の情報提供、航空・海運向けの気象情報作成、地方気象台での地域対応などを担当します。

2. どんな人に向いてる?

  • 自然科学・気象に興味がある人
  • データ分析や観察が得意な人
  • 防災や安全に貢献したい人
  • 責任感を持って冷静に判断できる人

3. どうやったらなれる?(進路チャート)

🏫 理系の大学・大学院などで物理・気象・地学を学ぶ
  ↓
📝 人事院が実施する「国家公務員採用試験(一般職または総合職)」を受験
  ↓
🌦 気象庁や各地の気象台に配属され、気象技術者として勤務開始

4. 必要な資格やスキル

  • 国家公務員採用試験(理系区分)合格
  • 理系学問(物理・地学・数理統計など)の基礎力
  • 数値解析・システム操作のスキル
  • 災害対応時の冷静さと判断力

5. 活躍の場・働き方

  • 気象庁本庁、全国の地方気象台、空港気象台、火山監視センターなど
  • 24時間体制の交代勤務あり
  • 理系技術職として安定した国家公務員待遇

6. 平均年収は?

年収400万〜700万円前後
国家公務員の給与体系に準じます。技術系職種のため、専門性に応じて昇進・昇給の幅あり。

7. 向いてない人は?

  • 数学・データ処理が苦手な人
  • 災害時の緊急対応にプレッシャーを感じやすい人
  • シフト勤務や夜勤に抵抗がある人

8. よくある質問(Q&A)

Q. 天気予報士とどう違うの?
A. 天気予報士は民間資格で報道などに従事。気象庁職員は国家公務員で、観測・分析・警報発表などを担います。

Q. 文系でもなれますか?
A. 技術系職は理系区分の試験合格が必要なため、理系の進路が基本です。

9. 関連する仕事

10. 現場の声

※(現場の声を掲載予定)