検察官の仕事とは??
事件を捜査し、犯罪を裁判にかける法の番人。
1. どんな仕事?
検察官は、犯罪の捜査や起訴を行い、裁判を通じて社会の秩序と法の正義を守る仕事です。警察が捜査した事件を精査し、証拠や供述をもとに、起訴するかどうかを判断します。
業務の中心は、事件記録の読み込み、被疑者や関係者の取調べ、証拠の検討、起訴状の作成などです。起訴後は裁判で検察官として出廷し、証拠を示しながら有罪を立証します。
扱う事件は、窃盗や詐欺といった身近な犯罪から、重大事件までさまざまです。一つひとつの判断が被疑者の人生や被害者の救済に直結するため、感情に流されず、冷静で論理的な判断力が求められます。
派手さはありませんが、社会の裏側で犯罪と向き合い、法の番人として責任を負う非常に重い職業です。
2. どんな人に向いてる?
- 正義感が強く、冷静に物事を判断できる人
- 論理的な思考力と説得力がある人
- 責任感が強く、困難な状況でも諦めない人
- 法律に強い関心がある人
3. 検察官になるには?(進路チャート)
🎓 高校卒業
↓
🏫 大学(法学部など)進学
↓
📘 司法試験合格
↓
🏛 司法修習 → 検察官として任官(法務省)
4. 検察官に必要な資格やスキル
- 司法試験合格(国家資格)
- 論理的思考力・法律知識・文章力
- 倫理観と責任感
- 公正で冷静な判断力
▶司法試験の合格を目指すなら→司法試験・予備試験講座(PR)
5. 活躍の場・働き方
- 全国の地方検察庁・区検察庁など
- 法務省に所属する国家公務員
- 定期的な人事異動あり
6. 検察官の平均年収は?
検察官の年収は、国家公務員(検察官特別職)としての給与体系に基づいており、経験年数や役職によって段階的に上がります。目安としては、年収700万円〜1,200万円前後が一般的な水準とされています。
新人検察官のうちは年収は控えめですが、勤続年数を重ね、主任検事・次席検事・検事正などに昇進すると、収入も大きく上がります。
民間の成果報酬型とは異なり、安定した給与体系である一方、責任の重さと業務量は非常に大きい仕事です。
7. 向いてない人は?
- ストレスに弱い人
- 争いごとを避けたい人
- 法律に関心が持てない人
8. よくある質問(Q&A)
Q. 弁護士と何が違うの?
A. 検察官は国家公務員として犯罪を起訴する側、弁護士は民間で弁護する側です。
Q. 女性でもなれますか?
A. もちろん可能です。女性検察官も年々増えています。
Q. 転勤は多いですか?
A. 全国転勤があるため、柔軟に対応できる心構えが必要です。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
■ 職業・職歴
検察官/8年目
■ 仕事内容
事件記録を読み込み、証拠や供述の整合性を確認しながら、起訴すべきかどうかを判断しています。取調べでは、事実を丁寧に積み上げ、思い込みで結論を出さないことを常に意識しています。
■ やってよかったこと
被害者の方から「話をきちんと聞いてもらえた」と言われたとき、この仕事の意味を強く感じます。裁判で自分の立証が認められ、社会的な区切りをつけられたときには大きな達成感があります。
■ 大変だったこと
扱う事件によっては精神的な負担が大きく、長時間の調書作成や資料確認が続きます。判断を誤れば大きな影響が出るため、常に緊張感のある仕事です。
■ これから目指す人へ
知識だけでなく、事実を丁寧に積み重ねる姿勢が何より重要です。正解が一つとは限らない中で、責任を持って判断できる人、公平さを貫ける人に向いている仕事だと思います。


