医療とケアの仕事
医事コンピュータ技能検定とは?
医事コンピュータ技能検定とは、医療機関で使用される医事コンピュータ(レセプトコンピュータ)を正しく操作し、診療報酬請求業務を行うための技能を評価する資格です。
医療事務資格の中でも、制度理解や計算能力よりも、「システムを使った実務処理能力」に重点を置いている点が特徴です。紙ベースではなく、実際の医療現場に近い形での事務処理スキルが求められます。
レセプト業務の多くがコンピュータ処理となっている現在、医療事務×ITの実務力を示す資格として位置づけられています。
医事コンピュータ技能検定の試験概要
| 資格区分 | 民間資格。医事コンピュータ操作に関する実務能力を評価します。 |
|---|---|
| 実施団体 | 一般社団法人 日本医療事務協会。 |
| 対象分野 | 医事コンピュータ操作、診療報酬請求、医療事務実務。 |
| 級構成 | 1級/2級/3級 |
| 試験方式 | 筆記試験および実技的要素を含む試験。医事コンピュータ操作を想定した問題が出題されます。 |
| 試験内容の特徴 | 診療情報の入力、点数計算、レセプト作成など、コンピュータを用いた一連の業務理解が問われます。 |
| 合格率の目安 | 約60〜70%前後。基礎を押さえれば比較的合格しやすい水準とされています。 |
| 難易度 | 3級は基礎レベル、1級は医療事務・レセプト経験者向けです。 |
| 更新 | 更新制度なし。 |
医事コンピュータ技能検定は、合格率が比較的高めである一方、医療事務の実務フローを理解していないと対応が難しい試験とされています。
試験内容
- 医事コンピュータの基礎:レセプトコンピュータの役割と基本操作。
- 診療情報入力:診療内容・検査・処置などの入力処理。
- 点数計算と確認:入力内容に基づく点数算定。
- レセプト作成:請求データの作成と確認作業。
- 実務想定問題:医療現場を想定した一連の処理フロー。
Q&A
Q. メディカルクラークとの違いは何ですか?
A. メディカルクラークは制度理解を含む医療事務全般を対象としますが、本検定は医事コンピュータ操作に特化しています。
Q. パソコンが苦手でも大丈夫ですか?
A. 基本的な操作ができれば対応可能ですが、医療事務の流れ理解が重要です。
Q. 就職で評価されますか?
A. レセコン操作ができる証明として、実務補助職で評価されることがあります。
医事コンピュータ技能検定があると有利な職業
あると有利な職業
- 医療事務スタッフ
- レセプト入力担当
- 医療機関の事務補助職
参考情報/出典
- 一般社団法人 日本医療事務協会による医事コンピュータ技能検定制度資料
- 医療事務およびレセプトコンピュータ運用に関する資料


