法務部員の仕事とは??
企業内で契約やトラブル対応など、法律面から会社を守るスペシャリスト。
1. どんな仕事?
法務部員は、企業内で法律に関わる業務を担当し、会社のリスクを未然に防ぎ、事業活動を支える仕事です。契約書の作成・チェック、社内ルールの整備、法令遵守(コンプライアンス)の推進など、企業活動のあらゆる場面に関わります。
日常業務では、取引先との契約内容を確認し、不利な条項や法的リスクがないかを精査します。必要に応じて条文を修正したり、担当部署に注意点を説明したりと、「問題が起きる前に止める」役割を担います。
また、社内からの法律相談対応や、トラブル発生時の初期対応、外部の弁護士とのやり取りも重要な仕事です。法律知識だけでなく、事業内容を理解したうえで判断するバランス感覚が求められます。
表に出ることは少ないものの、企業が安心して事業を進められるかどうかを左右する、縁の下の要となる職種です。
2. どんな人に向いてる?
- 法律を使って仕事したい人
- 細かいルールや契約に興味がある人
- 企業に関わる仕事をしたい人
- 冷静に物事を判断できる人
3. 法務部員になるには?(進路チャート)
🎓 高校卒業
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📖 法学部などで法律を学ぶ
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🏢 企業に就職し、法務部へ配属(経験者採用や資格者優遇あり)
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📚 実務経験を積みながらスキルアップ
4. 法務部員に必要な資格やスキル
- 法律の基礎知識(特に民法・会社法)
- 契約書の読み書きスキル
- 企業法務・ビジネス知識
- 英語力(国際企業では重要)
- 法務部員になるために特定の国家資格は必須ではありません。ただし、行政書士や司法書士などの法律系資格を持っていると、法律知識の裏付けとして評価されやすく有利です。
5. 活躍の場・働き方
- 民間企業の法務部
- ベンチャー企業や大企業
- 契約管理専門の部署
6. 法務部員の平均年収は?
法務部員の年収は、企業規模や業界、経験年数によって差がありますが、目安としては年収450万円〜800万円前後が一般的です。
大企業や上場企業では年収が高くなる傾向があり、管理職になると1,000万円前後に達するケースもあります。一方、中小企業では法務以外の業務を兼任することも多く、年収水準はやや抑えめになる場合があります。
実務経験を積み、専門分野を持つことで、社内での評価や待遇が上がりやすい職業です。
7. 向いてない人は?
- 曖昧なことをそのままにしてしまう人
- 契約書や書類の確認が苦手な人
- ルールを守ることに無関心な人
8. よくある質問(Q&A)
Q. 弁護士資格は必要?
A. 必須ではありませんが、あると大きな武器になります。
Q. 未経験でもなれる?
A. 法律知識があれば、未経験からの採用もあります。企業法務の勉強は必須です。
Q. 英語は必要?
A. 外資系や輸出入を扱う企業では必要とされることが多いです。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
■ 職業・職歴
法務部員/メーカー法務部勤務/7年目
■ 仕事内容
契約書のチェックや社内相談対応を中心に担当しています。事業部のスピード感を止めすぎず、リスクだけを的確に伝えることを意識しています。
■ やってよかったこと
トラブルを未然に防げたときや、「事前に確認してよかった」と言われたときに、この仕事の価値を実感します。会社全体を守っている感覚があります。
■ 大変だったこと
法律と現場の考え方が噛み合わない場面があり、調整に苦労します。短期間で判断を求められることも多く、責任の重さを感じます。
■ これから目指す人へ
法律知識だけでなく、会社の事業を理解しようとする姿勢が大切です。目立たなくても、組織を内側から支える役割にやりがいを感じる人には向いています。


