ものづくり・工場の仕事
非破壊検査技術者とは?
非破壊検査技術者とは、構造物や製品を壊さずに内部や表面の欠陥を検査する専門技術者です。検査対象を破壊しないため、製品の安全性・品質を維持したまま状態を確認できる点が大きな特徴で、製造業やインフラ分野で欠かせない役割を担います。
この資格は日本非破壊検査協会(JSNDI)が認定する民間資格で、JIS規格やISO規格に基づいた技術者認証制度として運用されています。国家資格ではありませんが、発電所・プラント・橋梁・航空機・製造工場などの現場では実質必須資格として扱われることも多く、技術者の技能証明として非常に高い信頼性があります。
検査方法は複数あり、超音波探傷試験(UT)、放射線透過試験(RT)、磁粉探傷試験(MT)、浸透探傷試験(PT)などに分かれています。さらにレベル1〜3の段階があり、経験や技術力に応じてステップアップしていく資格体系となっています。
非破壊検査技術者の試験概要
| 資格区分 | 民間資格(技術者認証資格)。 |
|---|---|
| 認定機関 | 日本非破壊検査協会(JSNDI)。 |
| 資格体系 | 【検査方法別】 ・UT(超音波探傷) ・RT(放射線透過) ・MT(磁粉探傷) ・PT(浸透探傷) など 【レベル区分】 ・レベル1:補助的業務 ・レベル2:実務担当者 ・レベル3:管理・指導レベル |
| 受験資格 | 検査方法・レベルごとに 一定の実務経験・講習受講が必要。 |
| 試験内容 | ・非破壊検査の基礎理論 ・各検査方法の専門知識 ・欠陥評価・判定方法 ・関係規格(JIS・ISO) |
| 試験方式 | 筆記試験+実技試験(方法・レベルによる)。 |
| 難易度 | レベル1:中級 レベル2:やや難関 レベル3:難関 |
| 有効期間 | 有効期限あり(定期更新制)。 継続的な技能維持が必要。 |
非破壊検査技術者に関するQ&A
Q. 非破壊検査技術者は国家資格ですか?
A. 国家資格ではありませんが、JIS・ISOに基づく技術者認証資格として高い信頼性があります。
Q. 未経験から取得できますか?
A. レベル1は可能ですが、講習受講や実務経験が必要になります。
Q. どの業界で必要とされますか?
A. 製造業、プラント、建設、インフラ、航空・エネルギー分野など幅広い業界で必要とされます。
非破壊検査技術者が必要な職業/あると有利な職業
必ず必要な職業
- 非破壊検査技術者(認定技術者として業務を行う場合)
あると有利な職業
- 製造業の品質管理技術者
- プラントエンジニア
- 建設・インフラ点検技術者
- 溶接管理技術者
- 設備保全スタッフ
公式情報/出典
- 日本非破壊検査協会 非破壊検査技術者認証制度


