1. 大学講師の仕事とは?
大学講師は、大学で授業やゼミを担当する教育職です。正規の専任講師と、非常勤のパートタイム講師に分かれます。授業の準備や学生の指導に加え、研究活動や論文発表も求められるケースが多く、将来的に准教授や教授に昇進するキャリアの入り口でもあります。
2. どんな人に向いてる?
- 教えることに情熱を持てる人
- 研究活動と教育を両立できる人
- 自らも学び続けられる探究心のある人

3. 大学講師になるには?(進路チャート)
🏫 大学・大学院で学び、博士号(分野によっては修士号でも可)を取得
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📖 論文執筆や学会発表など研究実績を積む
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🧑🏫 大学の公募試験に応募し、専任講師または非常勤講師として採用
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🎓 教育・研究実績を積み、准教授・教授へ昇進する道も
4. 大学講師に必要な資格やスキル
- 博士号(専任講師の場合はほぼ必須)
- 教育スキル(授業構成力、プレゼン力)
- 研究業績(論文、著書、外部資金獲得)
- 柔軟なコミュニケーション能力
5. 活躍の場・働き方
- 国立・私立大学の学部や大学院
- 専門学校(大学講師と兼任する場合も)
- 非常勤講師として複数大学で授業を担当する人も多い
6. 大学講師の平均年収は?
約400万円〜700万円
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、大学専任講師の平均年収はこの範囲に収まります。非常勤講師はコマ数に応じた報酬制のため、年収は大きく変動します。
出典:厚生労働省「令和5年 賃金構造基本統計調査」大学講師区分より
7. 向いてない人は?
- 学生とのやり取りを煩わしく感じる人
- 教育より研究だけに専念したい人
- 安定収入を最優先に考える人(特に非常勤の場合)
8. よくある質問(Q&A)
Q. 非常勤講師と専任講師の違いは?
A. 専任講師は大学に常勤し研究や学生指導も行うのに対し、非常勤講師は週数コマだけ授業を担当するケースが一般的です。
Q. 講師から教授までのキャリアパスは?
A. 講師 → 准教授 → 教授という流れが一般的で、研究実績や教育成果によって昇進が決まります。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
※(現場の声は今後掲載予定)