地質調査員の仕事とは??
地面の中を探って、土地の安全性や資源の有無を調べる「地球のドクター」。
1. どんな仕事?
地質調査員は、土地や地盤の状態を調べ、安全な建設や防災、資源開発の基礎データを集める仕事です。道路やダム、トンネル、建物をつくる前に、地層の構成や硬さ、地下水の状況などを調査します。
現場では、ボーリング調査や地表踏査、試料採取などを行い、得られたデータをもとに地盤の性質を分析します。屋外作業が中心で、山間部や工事予定地などに入ることも多く、体力と安全管理が欠かせません。
調査結果は報告書としてまとめられ、設計や工事計画、防災対策に活用されます。数値や観察結果の一つひとつが判断材料になるため、正確さと責任感が求められます。
派手さはありませんが、社会インフラの土台を支える、現場密着型の専門職です。
2. どんな人に向いてる?
- 野外での活動が好きな人
- 自然や地形に興味がある人
- 観察力と分析力がある人
- 体力に自信がある人
3. 地質調査員になるに?(進路チャート)
🎓 高校卒業
↓
🏫 理系の大学・専門学校(地質学、土木、地球科学など)
↓
💼 地質調査会社、建設会社、コンサル会社などに就職
↓
📝 現場経験を積み、必要に応じて資格取得
4. 地質調査員に必要な資格やスキル
- 地質調査技士(民間資格)
- 深海底鉱山保安技術職員(資源探査や鉱山調査において安全確認を行う場合)
- 地質学・測量・土木工学の知識
- 野外調査スキル、データ分析力
5. 活躍の場・働き方
- 地質調査会社
- 建設・土木会社
- 環境コンサルティング会社
- 自治体・官公庁
6. 地質調査員の平均年収は?
地質調査員の年収は、勤務先(調査会社・建設コンサルタント・官公庁)や経験年数によって差がありますが、目安としては年収350万円〜600万円前後が一般的です。
経験を積み、調査計画や解析を任されるようになると、年収が上がりやすくなります。技術士や地質調査技士などの資格を取得すると、評価や待遇が向上するケースもあります。
専門性が高く、長く続けるほど知識と経験が蓄積される仕事です。
7. 向いてない人は?
- 屋外の作業が苦手な人
- 几帳面な記録ができない人
- 地道な作業が苦手な人
8. よくある質問(Q&A)
Q. 危険な場所での作業もある?
A. 山間部や未開発地での調査もあり、装備や安全管理が重要になる。
Q. 女性でもなれる?
A. 体力があれば可能。最近は女性地質調査員も増えている。
Q. 文系でもなれる?
A. 基本は理系が有利。測量や地質に関する基礎知識が求められる。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
■ 職業・職歴
地質調査員/地質調査会社勤務/8年目
■ 仕事内容
ボーリング調査や現地踏査を行い、地盤データの整理・解析を担当しています。現場では、安全第一で作業を進めることを最優先にしています。
■ やってよかったこと
自分たちの調査結果が設計や工事に反映され、無事に構造物が完成したときは、大きな達成感があります。社会の役に立っている実感があります。
■ 大変だったこと
天候に左右される現場作業や、長期間の出張が続くことがあります。データ整理や報告書作成も多く、体力と集中力の両方が必要です。
■ これから目指す人へ
自然や地形に興味があり、地道な調査を続けられる人に向いています。派手ではありませんが、社会の基盤を支える仕事にやりがいを感じられる人にはおすすめです。


