自然・動物と関わる仕事
水産業協同組合職員の仕事とは?
水産業協同組合職員は、漁業者を支援し、漁業の安定経営と地域水産業の発展を支える仕事です。漁獲物の販売支援、燃料や資材の供給、漁港施設の管理、共済・金融業務などを行います。地域の漁業者と密接に関わりながら、漁協(JF)運営を支える実務スタッフとして活躍します。
1. どんな人に向いてる?
地域や海に関心があり、地元に貢献したい人に向いています。人付き合いを大切にできる人や、調整・事務をコツコツ進められる人も適性があります。
2. 水産業協同組合職員になるには?(進路チャート)
高卒・大卒後、各地の漁業協同組合(JF)で採用試験を受けて入職します。水産系学科や経済学、地域経営を学ぶと有利です。入職後は販売、管理、金融などさまざまな部署で経験を積みます。
3. 水産業協同組合職員に必要な資格やスキル
- 簿記検定(事務・経理業務に有利)
- 小型船舶操縦士(現場管理で有用)
- 協同組合監査士
4. 活躍の場・働き方
各地域の漁業協同組合や連合会で勤務し、漁業者支援や販売・会計・共済業務を行います。海の近くで働く機会が多く、地域密着型の働き方です。
5. 水産業協同組合職員の平均年収は?
平均年収は約380万~550万円前後。地域規模によって差があり、管理職では600万円を超えることもあります。
出典:全国漁業協同組合連合会/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
6. 向いてない人は?
地域活動や人との関係構築を避ける人、海や漁業への関心が薄い人には向きません。
7. よくある質問(Q&A)
Q. 漁に出ることはありますか?
A. 職員は基本的に事務や販売が中心ですが、現場支援や立ち合いで漁港に出向くこともあります。