農業従事者の仕事とは??
野菜・果物・米などを育て、収穫・出荷する日本の食を支える仕事。
1. どんな仕事?
農業従事者は、作物・果物・花卉(かき)などを育て、収穫し、出荷する専門職です。畑・ビニールハウス・果樹園など、作物に合った環境で日々の管理を行い、季節ごとの作業に合わせて効率よく育成します。
具体的には、種まき・苗づくり・水やり・施肥・害虫対策・農薬管理・収穫・選別・出荷準備など、年間を通して多岐にわたる工程を担当します。作物ごとに生育スケジュールが異なるため、天候や気温を観察しながら柔軟に対応する力が求められます。
最近では「スマート農業」が普及しており、ドローンでの農薬散布、センサーによる土壌管理、アプリを使った温度管理など、ICT技術を取り入れた栽培方法も増えています。これにより作業負担の軽減や品質向上にもつながっています。
また、直売所での販売やオンラインショップの運営を行う農家も多く、販売スキル・マーケティング力が求められるケースも増加しています。栽培から販売まで一貫して行うことで、農業の価値を直接伝えることができるのも大きなやりがいです。
2. どんな人に向いてる?
- 自然や土に触れるのが好きな人
- 毎日コツコツ働ける人
- 体を動かすのが好きな人
- 季節ごとの変化を楽しめる人
3. 農業従事者になるには?(進路チャート)
🎓 高校卒業
↓
🌱 農業高校・農業大学校・農学部などで基礎を学ぶ(必須ではない)
↓
🚜 家業を継ぐ or 農業法人・研修先で働く
↓
🏠 独立して就農する or 法人で働き続ける
4. 農業従事者に必要な資格やスキル
- 基本的に資格は不要
- 農業機械(トラクター等)の運転免許が必要な場合あり
- 普及指導員(農業改良普及センター勤務)
- 植物の知識、病害虫の対応スキル
- 販売・経営のスキルもあると有利
5. 活躍の場・働き方
- 個人農家(自営・家業)
- 農業法人・農業生産法人
- 地域の農業振興団体・JAなど
6. 農業従事者の平均年収は?
農業従事者の平均年収は、300万〜500万円前後が一般的です。収入は扱う作物・規模・販売方法・天候の影響によって大きく変動します。
たとえば、ブランド野菜・果物・米の直販を行う農家は高収入になりやすく、逆に天候不順や災害が発生すると収入が不安定になりやすい側面もあります。
補助金や助成金、スマート農業の活用、加工品(ジャム・米粉・乾燥野菜など)の販売によって収益を安定させる農家も増えています。
※出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」、農林水産省「農業経営統計調査」
7. 向いてない人は?
- 天候や自然環境の変化に対応できない人
- 暑さ・寒さが苦手な人
- 虫や泥を避けたい人
8. よくある質問(Q&A)
Q. 農業は儲かりますか?
A. 規模や売り方によって差が大きく、工夫や努力が必要。
Q. 新規就農は難しい?
A. 地域の支援制度や「農業インターン」「農業塾」などで道は開ける。
Q. スマート農業ってなに?
A. ドローンやセンサー、AIなどの技術で農作業を効率化する新しい農業スタイル。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
■ 職業・経験
農家(野菜農家)/就農8年目
■ 仕事内容のリアル
季節・天気・気温に左右される仕事なので、毎日同じ日はありません。
朝は日の出前から畑に出て、水やり・収穫・出荷準備を行います。体力勝負の場面も多いですが、作物がすくすく育つ姿を見ると疲れが吹き飛びます。
■ やっていて良かったこと
「ここの野菜が一番おいしい」「また買いに来ました」と言ってもらえると本当に嬉しいです。
自分の手で育てた作物が誰かの食卓に届く、“生きた実感”のある仕事だと感じています。
■ 大変だったこと
雨続きや猛暑など、自然の影響を受けすぎるところは正直大変です。
それでも、設備投資やスマート農業の導入で少しずつ働き方を改善してきました。
■ これから目指す人へ
農業は「大変そう」というイメージが強いですが、今は技術革新で働きやすくなっています。
植物が好き・コツコツできる・自然の中で働きたいという人には、間違いなく向いている仕事です。


