クレーン運転士(くれーんうんてんし)

運ぶ・支える仕事
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運ぶ・支える仕事

クレーン運転士の仕事とは?

クレーン運転士は、建設現場や工場、港湾施設などでクレーンを操作し、重量物を持ち上げたり移動させたりする職業です。扱うクレーンには大きく分けて、据え付け型のクレーン(天井クレーン、タワークレーンなど)と、移動式クレーン(ラフタークレーン、クローラークレーンなど)があります。それぞれに対応する国家資格が存在し、安全に現場を進めるために欠かせない専門職です。

1. クレーン運転士の仕事とは?

クレーン運転士は、建設・港湾・工場などで重量物を安全かつ正確に吊り上げ・移動させる専門技能職です。操作の上手さ以上に、荷重計算・重心把握・合図者との連携が仕事の核になります。

業務は、揚重計画の確認、吊り具点検、荷の玉掛け確認、操作(移動式/塔式/天井)、合図者との意思疎通、周囲安全確認、日常点検、作業記録など。現場環境(風・視界・地盤)に左右され、無理な判断は即事故につながります。

勤務先は建設会社、港湾事業者、製造工場、レンタル会社など。現場は早朝・夜間もあり、集中力の維持が最重要です。

派手さはないが責任は重い。現場の安全と工程を支配する要職です。

2. どんな人に向いてる?

集中力が高く、緻密な操作が得意な人に向いています。安全意識を強く持ち、仲間と連携しながら責任感を持って働ける人に向いています。

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3. クレーン運転士になるには?(進路チャート)

建設会社や工場、港湾関連企業に就職し、現場経験を積みながら国家資格を取得するのが一般的です。必要な免許は扱うクレーンによって異なります。

4. クレーン運転士に必要な資格やスキル

必須となる資格は以下の2種類です。

さらに玉掛け技能講習を受ければ、資材を吊り上げる準備作業も担当できます。

有利な資格:床上操作式クレーン運転技能講習修了者(床上操作式クレーンを扱う場合)

小型移動式クレーン運転技能講習修了者(小型移動式クレーンを扱う場合)

5. 活躍の場・働き方

建設現場、造船所、鉄鋼工場、物流拠点、港湾などで幅広く活躍します。工場勤務では定置式クレーン、港ではガントリークレーンを扱うなど、勤務先によって仕事内容は変わります。

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6. クレーン運転士の平均年収は?

クレーン運転士の年収は、資格区分(移動式/塔式)・現場種類・経験で差が出ます。実態の数値は次のとおりです。

若手(補助・小型中心)
 年収は350万円〜450万円前後が中心。現場手当で上下します。

中堅(主担当・建設現場)
 年収は450万円〜600万円前後。揚重難度と稼働で評価されます。

ベテラン(大型/港湾・難工事)
 年収は600万円〜750万円前後が実在レンジ。安全統制の責任が増します。

班長・専門オペレーター
 年収800万円前後の例もありますが、技能・稼働が前提で少数派です。

出来高は限定的で、資格と難度対応力が収入に反映されやすい職種です。

7. 向いてない人は?

注意力が散漫な人、高所や狭い場所での作業に不安を感じる人には不向きです。また、安全確認を軽視するタイプも適しません。

8. よくある質問(Q&A)

Q. 据え付け型と移動式で何が違う?
A. 据え付け型は工場や建設現場に固定されているクレーン、移動式は車両やクローラーに搭載され現場を移動できるクレーンです。必要な資格も別です。

Q. 女性でもなれますか?
A. 可能です。力仕事よりも技術重視の現場が多く、女性クレーンオペレーターも増えています。

Q. 危険な仕事ですか?
A. 重量物を扱うため危険を伴いますが、安全管理を徹底すればリスクは大幅に下げられます。

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9. 関連する仕事

10. 現場の声

■ 職業・職歴
クレーン運転士(移動式)/建設現場勤務/16年目

■ 仕事内容
操作より判断。今日は上げない決断も仕事です。

■ やってよかったこと
無事故で工程を終えたときです。評価は静かに返ってきます。

■ 大変だったこと
風と視界。集中を切らせません。

■ これから目指す人へ
器用さより責任感。止める勇気が必要です。