外出介護員の仕事とは?
外出介護員は、視覚障害者や全身性障害者など、単独での移動が困難な人の外出をサポートする介護職です。「ガイドヘルパー」とも呼ばれ、買い物、通院、余暇活動など、日常生活に欠かせない外出を安全に支援します。利用者の自立と社会参加を促す役割を担っています。
1. 外出介護員の仕事?
外出介護員は、障害や高齢により単独での外出が難しい利用者に同行し、移動・社会参加を安全に成立させる介護職です。介助そのものより、外出先での判断とリスク管理が仕事の核になります。
業務は、通院・買い物・役所手続き・余暇活動への同行、移動介助(徒歩・公共交通機関)、排泄・食事の見守り・一部介助、状況判断、記録作成など。屋内と違い、天候・混雑・突発事態への即応が常に求められます。
勤務先は訪問介護事業所・障害福祉サービス事業所。移動支援(自治体事業)や重度訪問介護の一部として位置づけられる場合もあります。シフト制・短時間稼働が多いのが実態です。
優しさだけでは足りない。外の世界で安全を担保する実務介護です。
2. どんな人に向いてる?
人の役に立つことに喜びを感じる人、思いやりと気配りができる人に向いています。利用者のペースに合わせて行動できる忍耐力や、柔軟な対応力も必要です。
3. 外出介護員になるには?(進路チャート)
外出介護員として働くには、同行援護従業者養成研修や移動支援従業者養成研修修了を修了する必要があります。介護福祉士や介護職員初任者研修などの資格を持っていると就職に有利です。福祉施設や訪問介護事業所に就職して働くのが一般的です。
4. 外出介護員に必要な資格やスキル
必須となるのは同行援護従業者養成研修修了や移動支援従業者養成研修修了です。安全に誘導するための知識、視覚障害や身体障害に関する理解、応急対応のスキルも求められます。
5. 活躍の場・働き方
訪問介護事業所、福祉NPO、障害者支援センターなどで働きます。パート勤務や登録制スタッフとして働く人も多く、利用者の予定に合わせて柔軟に働けるのが特徴です。
6. 外出介護員の平均年収は?
外出介護員の年収は、雇用形態(常勤/非常勤)・稼働時間・地域単価で大きく変わります。実態の数値は次のとおりです。
・非常勤・登録ヘルパー
年収は180万円〜280万円前後が中心。時給制で稼働依存です。
・常勤(外出支援中心)
年収は280万円〜360万円前後。処遇改善加算の影響を受けます。
・経験者・重度対応/責任者補佐
年収は360万円〜450万円前後が実在レンジ。判断力と対応範囲が評価されます。
固定給は低めで、稼働時間と加算の有無が収入に直結します。
7. 向いてない人は?
人と関わるのが苦手な人、体力に自信がない人、時間にルーズな人には向いていません。利用者の安全を第一に考えられない人も不向きです。
8. よくある質問(Q&A)
Q. 外出介護員と訪問介護員の違いは?
A. 訪問介護員は自宅での生活支援が中心ですが、外出介護員は主に外出時の移動や付き添いを専門に行います。
Q. 無資格でも働けますか?
A. 原則、養成研修の修了が必要です。自治体や事業所によっては研修を受けながら働ける場合もあります。
Q. フルタイム勤務は多いですか?
A. 登録制やパート勤務が多いため、フルタイムは少なめですが、介護職全般と兼務するケースもあります。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
■ 職業・職歴
外出介護員/訪問介護事業所勤務/8年目
■ 仕事内容
屋外は想定外だらけ。判断が仕事です。
■ やってよかったこと
外出を楽しんでもらえたときです。生活が広がります。
■ 大変だったこと
天候不良や急変対応。常に先読みします。
■ これから目指す人へ
優しさだけでは続きません。冷静さと体力が必要です。


