通信エンジニアの仕事とは?
通信エンジニアは、インターネットや電話、無線などの通信インフラを設計・構築・運用・保守する技術者です。社会のあらゆるサービスを支えるネットワークを安定して提供するために、高度な専門知識とトラブル対応力が求められます。5GやIoTの普及により、今後ますます需要が高まる仕事です。
1. 通信エンジニアの仕事?
通信エンジニアは、企業や社会インフラでネットワーク・通信設備を設計・構築・運用する技術職です。新しい技術より、切れない・遅れない・壊れないを成立させることが仕事の核になります。
業務は、ネットワーク設計(LAN/WAN)、ルータ・スイッチ設定、回線手配、冗長構成設計、監視・障害対応、セキュリティ設定、保守運用、ベンダー調整、ドキュメント整備など。障害は時間を選ばず、即断即応が求められます。
勤務先は通信キャリア、SIer、データセンター、企業情報システム部門など。24時間運用の現場も多く、夜間対応やオンコール体制が組まれる場合があります。
派手さはないが失敗は許されない。社会の通信を裏で支える基盤技術職です。
2. どんな人に向いてる?
機械やIT技術に関心があり、論理的に問題を解決するのが得意な人に向いています。通信障害時に冷静に対応できる力、学び続ける意欲も重要です。
3. 通信エンジニアになるには?(進路チャート)
大学や専門学校で情報通信・電気電子工学を学ぶのが一般的です。卒業後、通信会社やシステムインテグレーターに就職し、研修や実務を通じてスキルを習得します。資格取得を通じて専門性を高める道もあります。
4. 通信エンジニアに必要な資格やスキル
必須資格はありませんが、情報処理技術者試験(ネットワークスペシャリスト)やCisco認定資格(CCNAなど)が役立ちます。無線通信に関わる場合は無線従事者資格(陸上無線技術士など)が必要になることもあります。さらに、電気通信事業者で工事・設備の主任技術者を務める場合は「電気通信主任技術者」資格が必須てなります。
英語のマニュアルを読む力、トラブルシューティング能力も求められます。
5. 活躍の場・働き方
通信キャリア(携帯電話会社・インターネットプロバイダ)、データセンター、クラウド事業者、SIer、メーカーのネットワーク部門など幅広い職場で活躍できます。24時間稼働のシステムを支えるため、シフト勤務になるケースもあります。
6. 通信エンジニアの平均年収は?
通信エンジニアの年収は、経験年数・担当範囲(設計/運用)・企業規模で差が出ます。実態の数値は次のとおりです。
・若手(運用監視・設定補助)
年収は400万円〜550万円前後が中心。シフト手当で上下します。
・中堅(設計・構築主担当)
年収は550万円〜750万円前後。冗長設計や移行対応が評価されます。
・ベテラン(大規模NW・リード)
年収は750万円〜1,000万円前後が実在レンジ。障害統括や難度案件を担当します。
・管理職・アーキテクト
年収は1,000万円超の例もありますが、人数は限定的です。
成果給は限定的で、等級・役割に連動する積み上げ型の報酬体系です。
7. 向いてない人は?
夜勤や緊急対応が多いため、不規則勤務が苦手な人には不向きです。また、細かい設定や検証作業が多いため、集中力が続かない人も厳しいでしょう。
8. よくある質問(Q&A)
Q. 通信エンジニアとネットワークエンジニアの違いは?
A. 通信エンジニアは電話・無線・光通信なども含めた広い通信インフラを扱うのに対し、ネットワークエンジニアは主にコンピューターネットワーク(LAN・WAN)の設計・運用が中心です。
Q. 在宅勤務はできますか?
A. 運用・監視業務は現場勤務が多いですが、設計や一部の保守はリモート対応可能なケースも増えています。
Q. 将来性はありますか?
A. 5G、6G、IoT、クラウド、AIの普及により需要は今後も拡大が見込まれます。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
■ 職業・職歴
通信エンジニア/SIer勤務/13年目
■ 仕事内容
普段は静か、障害時は一気に緊張します。
■ やってよかったこと
大規模障害を最小で復旧できたときです。
■ 大変だったこと
深夜対応と切り戻し判断です。迷う時間はありません。
■ これから目指す人へ
派手さはありません。責任を背負えるかを考えてください。


