入国警備官(にゅうこくけいびかん)

公務員・安全を守る仕事
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公務員・安全を守る仕事

入国警備官の仕事とは?

入国警備官とは、法務省入国在留管理庁に所属する国家公務員で、不法入国や不法滞在などの違反事案を取り締まる職業です。空港や港、収容施設などで外国人の出入国管理や警備活動を行い、国境の安全を守ります。

入国警備官の仕事内容

入国警備官は、空港・港湾などの出入国在留管理庁の現場で、外国人の入国審査・在留管理・違反対応を行う国家公務員です。取り締まりより、法令に基づいた適正判断が仕事の核になります。

業務は、上陸審査、旅券・ビザ確認、在留資格の判断、事情聴取、退去強制手続き、違反調査、関係機関との連携など。短時間で判断を求められ、一つの誤認が外交・人権問題に発展する可能性があります。

勤務先は主要空港・港湾・地方出入国在留管理局。交替制勤務が多く、夜間・早朝対応もあります。語学力は必須ではないが、英語を中心とした実務コミュニケーション力が強く求められます。

派手さはないが責任は重い。国の玄関口を守る判断職です。

どんな人に向いてる?

  • 正義感が強く、ルールを遵守できる人
  • 冷静沈着に判断できる人
  • 体力と精神力に自信がある人
  • 外国語や異文化に関心がある人
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入国警備官になるには?(進路チャート)

  1. 高校卒業後、人事院が実施する「入国警備官採用試験」に合格
  2. 法務省入国在留管理庁に採用され、研修を受ける
  3. 空港・港・収容施設などに配属され実務を経験
  4. 経験を積み、主任・係長・管理職へとキャリアアップ

入国警備官に必要な資格やスキル

  • 必須資格:入国警備官採用試験の合格
  • スキル:外国語能力、法令知識、体力、コミュニケーション力
  • 有利な能力:英語・中国語などの語学力、刑法・行政法の知識

入国警備官の活躍の場・働き方

成田空港や関西国際空港などの空港、港湾施設、入国者収容所、法務省の地方支局などが主な勤務先です。交代制勤務や夜勤もあり、不規則な働き方になることもあります。

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入国警備官の平均年収は?

入国警備官の年収は、国家公務員給与規程・等級・勤続年数に基づき決まります。実態の数値は次のとおりです。

若手(採用〜数年)
 年収は350万円〜450万円前後が中心。地域手当・夜間勤務手当で上下します。

中堅(主任・実務中核)
 年収は450万円〜600万円前後。判断業務と後輩指導を担います。

ベテラン(係長級以上)
 年収は600万円〜750万円前後が実在レンジ。調査・管理業務が中心になります。

成果給はなく、昇給は勤続と階級で積み上げる公務員型の報酬体系です。

向いてない人は?

  • 規律やルールに従うのが苦手な人
  • 外国人対応に抵抗がある人
  • 体力・精神力に不安がある人

よくある質問(Q&A)

Q. 入国審査官とどう違う?

A.入国審査官は空港などで外国人の入国可否を判断する職員、入国警備官は違反者の摘発・収容・送還などを担当します。

Q. 女性もなれる?

A.もちろん可能です。語学力を活かして活躍する女性職員も増えています。

Q. 語学力は必須?

A.必須ではありませんが、英語や中国語ができると業務で大きな強みになります。

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現場の声

■ 職業・職歴
入国警備官/地方出入国在留管理局勤務/14年目

■ 仕事内容
短時間で判断を下します。迷っている時間はありません

■ やってよかったこと
不正入国を未然に防げたときです。責任ある仕事だと実感します。

■ 大変だったこと
事情聴取と心理的プレッシャーです。常に冷静さが求められます。

■ これから目指す人へ
正義感だけでは続きません。法令に基づいて淡々と判断できるかが重要です。