VR・ARエンジニアの仕事とは?
VR・ARエンジニアとは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の技術を用いたシステムやアプリケーションを開発する職業です。ゲーム、医療、教育、建築、製造業など幅広い分野で活躍し、現実とデジタルを融合させた体験を作り出します。
VR・ARエンジニアの仕事内容
VR・ARエンジニアは、仮想現実(VR)・拡張現実(AR)技術を用いて、空間体験を技術的に成立させるエンジニア職です。派手に見えますが、仕事の核は地道な実装と最適化です。
業務は、Unity/Unreal Engineを用いたアプリ開発、3Dデータ制御、センサー・デバイス連携、描画最適化、UX調整、PoC(概念実証)開発など。ハード性能の制約が強く、妥協点を探す判断が常に求められます。
活躍の場は、ゲーム、製造業、建築、不動産、医療、教育、広告など幅広い一方、案件は実験的なものが多く、継続性は企業次第です。
先端だが不安定。技術力で案件を取り切れる人向けの専門職です。
どんな人に向いてる?
- 新しい技術を学び続ける意欲がある人
- 3D表現やインタラクションに興味がある人
- 論理的思考と発想力を両立できる人
- チームで協力しながら開発に取り組める人
VR・ARエンジニアになるには?(進路チャート)
- 高校:理系・情報系の学習を進める
- 大学・専門学校:情報工学・ゲーム・デザイン系でプログラミングやCGを学ぶ
- ゲーム会社、IT企業、研究機関、製造業などに就職
- VR・AR関連のプロジェクトに参加し、開発経験を積む
- スペシャリストまたはプロジェクトリーダーへキャリアアップ
VR・ARエンジニアに必要な資格やスキル
- 必須資格はなし
- 有利な資格:情報処理技術者、Unity認定資格、CGクリエイター検定、アプリケーションエンジニア
- スキル:C#、C++、Pythonなどのプログラミング、3Dモデリング、UX/UI設計、センサー技術活用
VR・ARエンジニアの活躍の場・働き方
ゲーム・エンタメ業界をはじめ、医療・教育・建築・製造業・観光など幅広い分野で活躍可能です。開発会社やIT企業に所属するほか、フリーランスとして案件ごとに参加する働き方も増えています。
VR・ARエンジニアの平均年収は?
VR・ARエンジニアの年収は、エンジニアとしての基礎力・業界・案件内容で差が出ます。実態の数値は次のとおりです。
・若手〜経験浅(実装担当・PoC補助)
年収は450万円〜600万円前後が中心。ITエンジニア平均よりやや高めです。
・中堅(主担当・最適化対応)
年収は600万円〜850万円前後。3D処理やハード理解で評価が分かれます。
・シニア/リードエンジニア
年収は850万円〜1,100万円前後が実在レンジ。設計判断と技術選定を担います。
・フリーランス・コンサル(案件獲得型)
年収は1,200万円超の例もありますが、継続受注できる人に限られます。
先端分野のため単価は高めですが、案件継続性にはばらつきがあります。
向いてない人は?
- 新しい技術の習得に消極的な人
- 試行錯誤や長時間のデバッグが苦手な人
- 論理的思考と柔軟な発想の両立ができない人
よくある質問(Q&A)
Q. VRとARはどう違う?
A. VRは完全に仮想空間に没入する技術、ARは現実世界にデジタル情報を重ね合わせる技術です。
Q. 文系出身でもなれる?
A. プログラミングや3Dの知識があれば可能。独学やスクールで学んで転職する人もいます。
Q. フリーランスとしてもやっていける?
A. 需要が高いため、経験と実績があれば案件を獲得しやすい職種です。
関連する仕事
現場の声
■ 職業・職歴
VRエンジニア/事業会社勤務/8年目
■ 仕事内容
派手に見えるけど、実際は制約との戦いです。軽く・安定させる作業が一番大変です。
■ やってよかったこと
自分の作った体験に、初めて触れた人が驚く瞬間です。
■ 大変だったこと
PoC止まりで終わる案件が多い点です。継続しないこともあります。
■ これから目指す人へ
VRが好きだけでは足りません。エンジニアとしての基礎力が最優先です。


