理学療法士の仕事とは？？
体のリハビリを通して“動ける”を支える、運動のスペシャリスト。
1. どんな仕事？
理学療法士は、ケガや病気、高齢などで体の機能が低下した人に対して、
立つ・歩く・座るなどの動作の回復を目的としたリハビリを行う医療専門職。
理学療法（Physical Therapy）を通して、患者の「自分で動ける力」を引き出すサポートをする。
医師や作業療法士、看護師などと連携し、チームでリハビリに取り組む。
理学療法士は、病院・クリニック・介護施設・訪問リハビリなど幅広い場所で活躍しています。
患者の症状や生活環境を踏まえて、ストレッチや歩行訓練、筋力トレーニングなどを行い、「再び自分の力で生活できるように導く専門職」です。
リハビリの成果はすぐに出ないこともありますが、少しずつできる動作が増えていく喜びを患者と共有できるやりがいがあります。
2. どんな人に向いてる？
- 体を動かすのが好きな人
- 人を励ましたり支えることにやりがいを感じる人
- 観察力や分析力がある人
- 相手に寄り添えるやさしさを持っている人
3.理学療法士になるには？（進路チャート）
🎓 高校卒業
↓
🏫 理学療法学科のある専門学校・短大・大学（3〜4年）
↓
📝 理学療法士国家試験に合格
↓
🏥 医療機関・介護施設などに就職
▶看護・医療系の進学を目指すなら！まずは無料相談を↓ （PR）
4. 理学療法士に必要な資格やスキル
- 理学療法士国家資格（必須）
- 解剖学・運動学などの専門知識
- 観察力・計画力・体力・コミュニケーション力
5. 活躍の場・働き方
- 病院・リハビリテーションセンター
- 介護施設・デイサービス・訪問リハビリ
- スポーツチームやトレーナー業務もあり
6. 理学療法士の平均年収は？
理学療法士の平均年収は約400万〜470万円前後です。
経験年数や勤務先によって差があり、病院勤務よりも介護施設や訪問リハビリの方が高めになる傾向があります。
主任や管理職、または教育・研究職に進むことでさらに収入アップが可能です。
出典：厚生労働省「賃金構造基本統計調査（理学療法士）」
7. 向いてない人は？
- 体を動かすのが苦手な人
- 人と接するのが嫌な人
- 継続的な努力が苦手な人
8. よくある質問（Q&A）
Q. 作業療法士との違いは？
A. 理学療法士は「体の基本動作」、作業療法士は「日常生活動作」が中心。
Q. 国家試験は難しい？
A. 合格率は7〜9割前後。学校でしっかり学べば十分合格を目指せる。
Q. スポーツ系の就職もある？
A. アスリートのリハビリやトレーニング指導を行うPTも存在する。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
■ 職業・職歴
総合病院勤務／理学療法士・経験7年
■ 仕事内容
けがや脳卒中で体が動かしづらくなった患者さんに、歩行訓練やストレッチなどのリハビリを行っています。
医師や作業療法士と連携し、退院後も安心して生活できるよう支援しています。
■ やってよかったこと・やりがい
初めは動けなかった方が、自力で立ち上がれるようになった瞬間の笑顔が忘れられません。
人の回復に直接関われる、やりがいの大きい仕事です。
■ 大変だったこと
症状の回復には時間がかかるため、根気強さが必要です。
ただ、一歩ずつ進歩を感じ取れるのが魅力でもあります。
■ これから目指す人へアドバイス
体の構造や運動学など、理論と実践の両方を学ぶ意欲が大切。
人を支える気持ちと粘り強さがあれば、長く続けられる仕事です。
▶看護・医療系の進学を目指すなら！まずは無料相談を↓ （PR）
