寿司職人の仕事とは?
寿司職人は、魚介類や酢飯を使って、にぎり寿司や巻き寿司などを調理・提供する専門職です。味や見た目だけでなく、提供の所作やおもてなしの心も重視される、繊細な職人仕事です。
1. どんな仕事?
寿司職人は、魚の仕入れから仕込み、握り、提供までを担い、鮮度・技術・接客を含めた一連の体験を完成させる専門職です。単に魚を握るのではなく、素材の状態を見極め、最適な仕事を施します。
業務では、仕入れ同行、魚の下処理、熟成管理、シャリ炊き、握り、カウンター接客、衛生管理を行います。包丁技術だけでなく、段取り・再現性・人との距離感が重要です。
修業期間は長く、下積みでは雑務が中心になります。一方で、一人前になると味・所作・会話すべてが評価対象となり、技術と人間性の両方が成果を左右します。
日本食文化の象徴とも言える、高度な技能職です。

2. どんな人に向いてる?
- 手先が器用で細かい作業に集中できる人
- 丁寧な所作や清潔感を大切にできる人
- 食に対して真摯に向き合える人
3. 寿司職人になるには?(進路チャート)
🎓 高校卒業後に調理師専門学校へ進学(または直接就職)
↓
🍣 寿司店や和食店に就職し、見習いから修行
↓
🔪 数年〜十数年の経験を積んで、一人前の寿司職人へ
4. 寿司職人に必要な資格やスキル
- 調理師免許(必須ではないが取得者が多い)
- 包丁の技術、魚の扱い方
- 酢飯の炊き方や温度管理など、繊細な調整能力
5. 活躍の場・働き方
- 寿司店(高級店、回転寿司店など)
- 和食レストラン、ホテル、ケータリングなど
- 海外で活躍する寿司職人も多い
6. 寿司職人の平均年収は?
寿司職人の年収は、店の格と立場によって極端に差が出ます。実態は次の水準です。
・修業中・町寿司店勤務
年収は250万円〜400万円前後。下積み期間は長く、昇給は緩やかです。
・中堅職人・繁盛店勤務
年収は400万円〜600万円前後。握りと接客を任される立場になります。
・高級店・親方クラス/独立店主
年収は600万円〜1,000万円超となることもありますが、集客力と評判に大きく左右されます。
固定給型と事業所得型が混在し、成功すれば高収入、失敗すれば不安定という二極化が起きやすい職業です。
7. 向いてない人は?
- 衛生管理が苦手な人
- 忍耐力に自信がない人
- 人と接するのが極端に苦手な人
8. よくある質問(Q&A)
Q. 寿司職人は何年修行すれば一人前?
A. 5〜10年ほどが一般的ですが、店によって異なります。
Q. 女性の寿司職人はいますか?
A. 近年は女性の寿司職人も増えており、専門学校にも多く在籍しています。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
■ 職業・職歴
寿司職人/個人寿司店勤務/15年目
■ 仕事内容
仕入れから仕込み、カウンターでの提供まで一通りを担当しています。魚の状態を見て、その日の最適解を判断します。
■ やってよかったこと
目の前でお客様が喜んでくれる瞬間があり、直接評価を受けられるのがやりがいです。
■ 大変だったこと
下積みが長く、体力的にも精神的にも厳しい時期がありました。休みは少なめです。
■ これから目指す人へ
憧れだけでは続きません。技術だけでなく、人として信頼されることが大切です。覚悟を持って入る世界だと思います。



