コンセプトアーティストの仕事とは?
ゲームやアニメ、映画などで世界観・キャラクター・背景・アイテムなどのビジュアルイメージを描き起こす仕事です。作品の方向性を決める土台を作ります。
1. どんな仕事?
コンセプトアーティストは、ゲーム・映画・アニメなどの制作初期段階で、世界観・キャラクター・背景の方向性を視覚化する仕事です。完成形の指針となるビジュアルを描き、制作全体の土台を作ります。
業務では、設定資料の読み込み、ラフスケッチ制作、カラー・質感設計、バリエーション案作成、ディレクターとのすり合わせを行います。アイデアを即座に形にする発想力と描画スピードが重要です。
正解がない中で試行錯誤を重ね、方向性を探ります。美術的センスだけでなく、意図をくみ取る理解力と柔軟性が求められます。
作品世界の出発点を担う、ビジュアル設計の中核職です。
2. どんな人に向いてる?
- 絵を描くのが好きな人
- 想像力・創造力が豊かな人
- 細部にこだわって表現するのが得意な人
- 作品の世界観づくりに関心がある人
3. コンセプトアーティストになるには?(進路チャート)
🎓 美術系高校・大学やデザイン系専門学校に進学
↓
🎮 ゲーム会社や映像制作会社などに就職
↓
🎨 コンセプトアーティストとして配属・経験を積む
※フリーランスとして活動する人も多数
4. コンセプトアーティストに必要な資格やスキル
- デッサン力やパースの知識
- Photoshop、Clip Studioなどのデジタル画力
- アイデアを形にする発想力と構成力
- 美術史やデザイン理論の理解(あると有利)
5. 活躍の場・働き方
- ゲーム制作会社、アニメ・映像制作会社など
- フリーランスとして複数の案件を掛け持つ人も多い
- 完全在宅やリモートワークの案件も増加中
6. コンセプトアーティストの平均年収は?
コンセプトアーティストの年収は、勤務形態(スタジオ所属・フリーランス)や実績によって幅がありますが、目安としては年収400万円〜800万円前後が一般的です。
有名作品への参加や高い評価を得ると、案件単価が上がり収入も伸びやすくなります。ポートフォリオの質が大きく影響します。
実力と実績が、報酬に直結します。
7. 向いてない人は?
- アイデアを絵にするのが苦手な人
- チームの要望に柔軟に対応できない人
- 細かい描写や世界観作りに興味がない人
8. よくある質問(Q&A)
Q. コンセプトアーティストとイラストレーターの違いは?
A. コンセプトアーティストは「作品制作のための設計図」を描く役割で、商業的な完成イラストを描くイラストレーターとは目的が異なります。
Q. 独学でもなれますか?
A. 実力勝負の業界なので、ポートフォリオの質が高ければ独学でも可能ですが、基礎力や表現力が求められます。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
■ 職業・職歴
コンセプトアーティスト/ゲーム制作スタジオ勤務/7年目
■ 仕事内容
キャラクターや背景の初期デザイン案を制作しています。後工程が迷わないよう、意図が伝わる絵を意識しています。
■ やってよかったこと
自分の描いたビジュアルが作品全体の基準になったときに、大きなやりがいを感じます。世界観づくりに関われます。
■ 大変だったこと
短期間で多数の案を出す必要があり、修正も多いです。常に引き出しを増やす努力が欠かせません。
■ これから目指す人へ
描くことが好きで、設定や世界観を考えるのが得意な人に向いています。派手さはありませんが、作品の根幹を作る役割に魅力を感じる人におすすめです。


