ファッション・美容の仕事
ブライダルコーディネート技能士とは?
ブライダルコーディネート技能士は、国家資格の一種です。技能検定制度にもとづき、結婚式を総合的にコーディネートするための知識・技能・実践力を、国が一定基準で評価する国家検定です。ブライダル分野では、国家資格として位置づく代表的な資格として知られています。
結婚式の仕事は、カップルの希望を叶えるだけでなく、限られた時間と予算の中で、会場・衣装・美容・装花・料理・写真・司会など多方面を調整し、当日を事故なく運営する必要があります。ブライダルコーディネート技能士は、そうした業務を「一人で回せる」レベルまで、提案力・調整力・運営力を問う資格です。
等級は3級・2級・1級があり、3級は基礎の理解と提案、2級は一組の婚礼マネジメント、1級は組織や後進指導まで含めた上位能力が目安です。ブライダル業界でのキャリアアップや評価に直結しやすい資格です。
ブライダルコーディネート技能士の試験概要
| 資格区分 | 国家資格(技能検定) |
|---|---|
| 試験制度 | 職業能力開発促進法にもとづく技能検定 |
| 実施 | 公益社団法人 日本ブライダル文化振興協会(試験実施機関) |
| 等級 | 1級、2級、3級 |
| 試験内容 | 学科試験、実技試験 |
| 受験資格 | 3級:ブライダル事業関連業務に従事している者、または従事しようとしている者 2級・1級:実務経験年数や下位級合格などの要件あり |
| 実施回数 | 年1回(原則。学科・実技で日程が分かれる場合あり) |
| 合格率 | 年度・等級で変動(公式に一律公表がない年もあります) |
| 難易度 | ★★★★☆(国家検定。実務理解が前提) |
3級は入口でも、範囲は広いです。2級以上は実務経験が合否に直結します。
試験内容
- 学科:ブライダル基礎
婚礼の歴史と文化、挙式・披露宴の構成、関連する慣習や用語 - 学科:提案・マネジメント
ヒアリング、提案書の組み立て、見積の考え方、スケジュール設計 - 学科:関連分野の理解
衣装・美容・装花・料理・写真・演出など各領域との連携知識 - 実技:コーディネート実務
要望整理、提案の妥当性、段取り、優先順位付け、当日の運営判断 - 実技:トラブル対応・品質
変更・遅延・手配ミスの予防とリカバリー、顧客満足の作り方
問われるのは「知ってるか」ではなく、「その場で最適解を出せるか」です。
Q&A
Q. ブライダルコーディネート技能士は国家資格?
A.
はい。技能検定制度にもとづく国家資格(技能検定)です。
Q. 3級は学生でも受けられる?
A.
「従事しようとしている者」も対象のため、学生でも受検しやすい設計です(要件の読み込みは必須)。
Q. 現場経験がないと厳しい?
A.
3級は学習で勝負できますが、2級以上は現場の流れを理解しているかが合否に直結します。
ブライダルコーディネート技能士が必ず必要な職業/あると有利な職業
必ず必要な職業
- 法的に必須とされる職業はありません
あると有利な職業
- ブライダルコーディネーター
- ウェディングプランナー
- 式場スタッフ(施行・企画・運営)
- ブライダルカウンター相談員
- ブライダル部門のマネージャー
参考情報/出典
- 技能検定制度(職業能力開発促進法)
- 公益社団法人 日本ブライダル文化振興協会 公表資料(受検資格・試験実施概要)


