シニア・ライフ・コンサルタント(SLC)とは?
シニア・ライフ・コンサルタント(SLC)とは、生命保険協会が認定する生命保険募集人の上位資格の一つで、ライフ・コンサルタント資格取得後に、生命保険大学課程の専門科目に合格した人に授与される称号です。生命保険の知識に加えて、税務・相続・資産運用・社会保障制度などの高度な金融知識を持ち、顧客の人生設計に合わせた総合的な保障提案ができる専門家であることを証明します。
生命保険は長期契約が多く、顧客のライフステージに応じて見直しや新たな提案が必要になります。そのため、募集人には商品知識だけでなく、顧客の資産状況、将来設計、公的保障制度などを踏まえたコンサルティング能力が求められます。SLCは、こうした高度な提案力を持つ生命保険専門家として認定される資格です。
SLCは、ライフ・コンサルタント資格よりも上位に位置し、さらに上位にはトータル・ライフ・コンサルタント(TLC)があります。生命保険業界においては、高度な専門知識を持つ募集人であることを示す重要なキャリア資格とされています。
シニア・ライフ・コンサルタント(SLC)の試験概要
| 資格区分 | 民間資格(生命保険業界団体による認定資格) |
|---|---|
| 認定団体 | 一般社団法人 生命保険協会 |
| 取得条件 | ライフ・コンサルタント資格取得後、生命保険大学課程の所定科目に合格し、生命保険協会の認定基準を満たすこと |
| 受験資格 | ライフ・コンサルタント資格取得者 |
| 試験方式 | 筆記試験(CBT方式またはマークシート方式) |
| 試験内容 | 生命保険、税務、相続、資産運用、社会保障、コンプライアンスなど |
| 試験実施時期 | 年複数回(科目ごとに実施) |
| 合格率 | 公式な合格率は公表されていませんが、専門知識と実務経験が求められるため難易度は高めです |
| 難易度 | ★★★★☆(上級) |
シニア・ライフ・コンサルタントは、生命保険の専門家として高度なコンサルティング能力を持つことを証明する資格です。
試験内容
- 生命保険商品知識(上級)
各種生命保険商品の仕組み、保障設計、提案方法 - 税務・相続知識
生命保険と相続税・所得税・贈与税の関係 - 社会保障制度
公的年金制度、医療保険制度、介護保険制度 - 資産運用知識
金融商品の基本、リスク管理、資産形成の考え方 - コンプライアンス
保険募集ルール、顧客保護、法令遵守 - コンサルティング能力
顧客のライフプランに応じた保障設計能力
顧客の人生設計全体を支援するための、高度な専門知識と提案力が問われます。
Q&A
Q. SLCは国家資格ですか?
A.
国家資格ではなく、生命保険協会が認定する民間資格です。ただし、生命保険業界では高度な専門資格として評価されています。
Q. SLCとTLCの違いは何ですか?
A.
SLCは上位資格の一つで、さらに生命保険大学課程を修了すると、最上位資格であるTLC(トータル・ライフ・コンサルタント)が授与されます。
Q. 取得するとどんなメリットがありますか?
A.
生命保険営業職や代理店職員としての専門性が証明され、顧客からの信頼向上やキャリアアップに役立ちます。
シニア・ライフ・コンサルタント(SLC)が必ず必要な職業/あると有利な職業
必ず必要な職業
- 特になし(法的必須資格ではありません)
あると有利な職業
- 生命保険営業職
- 保険代理店スタッフ
- 保険ショップ相談員
- 銀行の保険販売担当
- ファイナンシャルプランナー
参考情報/出典
- 生命保険協会:業界共通教育制度資料
- 生命保険資格制度解説資料
- 生命保険大学課程制度資料


