医療とケアの仕事
専門看護師とは?
専門看護師とは、特定の看護分野において高度な専門知識と実践力を持ち、患者や家族への直接ケアに加えて、相談・調整・教育・倫理的支援などを担う看護師です。看護師免許を前提とし、大学院修士課程レベルの専門教育と厳格な認定審査を経て認定されます。
専門看護師は、単に現場でケアを行うだけでなく、医師・看護師・多職種をつなぐ調整役としての役割や、現場の課題に対する助言、看護の質向上のための教育・研究活動も担います。高度化・複雑化する医療現場において、看護の専門性を代表する存在です。
国家資格ではありませんが、国の医療政策や診療体制とも深く関係する、公的性格の非常に強い認定資格として位置づけられています。
専門看護師の制度概要
| 資格区分 | 公的資格(制度認定・看護師向け上位資格)。 |
|---|---|
| 対象分野 | がん看護、精神看護、地域看護、老年看護、急性・重症患者看護 など。 |
| 取得要件 | 看護師免許を有し、実務経験を積んだうえで大学院修士課程を修了し、認定審査に合格すること。 |
| 主な役割 | ・高度な直接ケアの提供 ・患者・家族への専門的相談支援 ・医療チーム内の調整・連携 ・看護職への教育・助言 |
| 認定方式 | 書類審査・筆記試験・総合評価。 |
| 合格率の目安 | 50〜60%前後。 |
| 難易度 | 難(大学院修了・実務経験必須)。 |
| 更新 | あり(定期的な更新審査・活動実績の提出が必要)。 |
専門看護師に関するQ&A
Q. 専門看護師は国家資格ですか?
A. 国家資格ではありませんが、公的性格の強い制度認定資格です。
Q. 認定看護師との違いは何ですか?
A. 専門看護師は大学院修士課程修了が前提で、相談・調整・教育などの役割がより重視されます。
Q. 管理職になる資格ですか?
A. 管理職資格ではなく、臨床・専門実践を中心とした資格です。
専門看護師があると有利な職業
必ず必要な職業
あると有利な職業
- 高度急性期病院の看護師
- がん拠点病院などの専門領域看護師
- 医療相談・地域連携担当
- 看護教育・指導に関わる看護師
参考情報/出典
- 専門看護師制度に関する一般的な制度資料
- 看護職の高度実践資格に関する公開情報


