建てる・つくる仕事
建築積算士とは?
建築積算士とは、建築工事に必要な数量や工事費を正確に算出する「積算」の専門知識と能力を証明する民間資格です。設計図書を読み取り、材料数量や工種ごとの単価を積み上げることで、建築工事の適正な予算や見積額を算定します。
建築士が設計を担うのに対し、建築積算士はコストの専門家として、設計内容を金額に落とし込む役割を担います。積算の精度は、工事の採算性や発注者・施工者双方の信頼関係に直結するため、建築プロジェクトの要ともいえる分野です。
国家資格ではありませんが、ゼネコンや設計事務所、積算事務所などでは、積算能力の客観的な指標として評価されています。
建築積算士の概要
| 資格区分 | 民間資格(建築・コスト管理系)。 |
|---|---|
| 対象分野 | 建築工事の数量算出・工事費積算。 |
| 受験資格 | 制限なし(建築・施工・積算の実務経験があると有利)。 |
| 試験内容 | ・建築積算の基礎理論 ・数量算出(躯体・仕上・設備) ・積算基準・単価の考え方 ・建築図面の読解 |
| 試験方式 | 学科試験+実務的問題。 |
| 合格率の目安 | 30〜40%前後。 実務理解が求められる。 |
| 難易度 | 中〜やや難。 図面読解力と数量感覚が必要。 |
| 更新 | あり(継続教育・更新制度)。 |
建築積算士に関するQ&A
Q. 建築積算士は国家資格ですか?
A. 国家資格ではなく、積算分野の民間資格です。
Q. 建築士との違いは何ですか?
A. 建築士は設計、建築積算士は工事費算定を専門とします。
Q. 未経験でも取得できますか?
A. 可能ですが、実務経験がないと理解が難しい内容です。
建築積算士資格があると有利な職業
必ず必要な職業
- なし(必置資格ではない)
あると有利な職業
- 建築積算担当者
- ゼネコンの見積・積算担当
- 設計事務所の積算担当
- 積算事務所スタッフ
参考情報/出典
- 建築積算士 試験要項


