海上保安官(かいじょうほあんかん)

公務員・安全を守る仕事
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公務員・安全を守る仕事

海上保安官の仕事とは??
海の安全と治安を守る“海の警察”。日本の領海をパトロールし、違法行為や海難事故に対応する。

1. どんな仕事?

海上保安官は、海上保安庁に所属し、日本の海域で治安維持・捜索救助・海難防止などを行う国家公務員です。
巡視船や航空機に乗り込み、密漁・密輸・不審船などの違法行為に対する取り締まりを担当します。

また、遭難者の救助や漁船・貨物船のトラブル対応など、海の安全を守るための緊急活動も重要な任務です。
台風・地震・津波など災害時には、被災地付近での人命救助や物資輸送など、大規模支援活動に加わることもあります。

海上での勤務が多いため、体力・判断力・チームワークが特に求められる仕事です。

2. どんな人に向いてる?

  • 海や自然が好きな人
  • 責任感が強く冷静な判断ができる人
  • 正義感を持ち、社会貢献したい人
  • 体力とチームワークに自信がある人

3. 海上保安官になるには?(進路チャート)

🎓 高校卒業・大学卒業など
  ↓
📝 海上保安学校または海上保安大学校に入学(試験あり)
  ↓
🚢 卒業後、海上保安庁に採用 → 配属・訓練

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4. 海上保安官に必要な資格やスキル

  • 海上保安官採用試験合格(国家公務員)
  • 航海・法律・救助などの専門知識
  • 体力・危機対応能力・無線通信などの技能
  • 船舶通信士は、海上での通信業務に役立つため、持っていると有利です。

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5. 活躍の場・働き方

  • 全国の沿岸・港湾地域の海上保安部
  • 巡視船・航空基地など
  • 当直制や交代勤務あり。休日不定期

6. 海上保安官の平均年収は?

海上保安官の平均年収は約450万円〜650万円ほど。
20代〜30代前半は350万〜500万円のレンジが多く、海技資格や階級に応じて昇給します。

夜勤手当・航海手当・危険手当などが充実しており、公務員として安定した収入が得られるのが特徴です。
(出典:人事院「2024年度 国家公務員給与実態調査」)

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7. 向いてない人は?

  • 船酔いや高所が苦手な人
  • 厳しい訓練や規律に耐えられない人
  • 生活の自由度を重視する人

8. よくある質問(Q&A)

Q. 女性もなれる?
A. もちろん。最近では女性の海上保安官も増えている。

Q. 航海士や操縦士になるには?
A. 海上保安学校での成績や適性によって進路が決まる。

Q. 海外での活動もある?
A. 国際協力・訓練などで海外派遣される場合もある。

9. 関連する仕事

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10. 現場の声

■ 職業・職歴
海上保安官/8年目

■ 仕事内容
巡視船でのパトロール、漂流者の救助、密輸船への対応などを担当。
海の上では一つの判断が生死を左右するため、常に冷静さが求められます。

■ やってよかったこと
遭難者を無事救助できたとき、「ありがとう」と言われる瞬間は忘れられません。
海の安全を守るという使命感が大きく、非常にやりがいがあります。

■ 大変だったこと
荒天時の航海は体力的にも精神的にもきついです。
長期の乗船勤務では家族と会えない期間もあり、慣れるまでは苦労しました。

■ これから目指す人へ
体力に自信があり、チームで動くのが好きな人に向いています。
危険もある仕事ですが、それ以上に「命を守る」責任と誇りのある職業です。

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