防災士(ぼうさいし)

公務員・安全を守る仕事
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公務員・安全を守る仕事

防災士の仕事とは??
地域や職場、学校などで防災意識を高め、災害に備える活動を行う。防災の知識を広める民間資格の専門家。

1. どんな仕事?

防災士は、災害時の対応力平時の備えを地域に広める専門人材です。
防災教育・避難訓練の実施、ハザード情報の説明、避難所運営のサポートなど、行政・企業・学校・地域団体と連携して幅広く活動します。

また、災害発生時には被害状況の把握住民支援、避難誘導など、現場での実務を担うこともあります。
民間資格でありながら、自治体・教育機関・企業などでの活躍が増えており、地域防災の核となる存在です。

2. どんな人に向いてる?

  • 人の役に立ちたいという思いがある人
  • 冷静な判断と行動ができる人
  • 地域活動や教育に興味がある人
  • 災害時にリーダーシップを発揮できる人

3. 防災士になるには?(進路チャート)

📖 誰でも受講可能(年齢・職種問わず)
  ↓
📝 防災士養成講座(座学+実技)を受講
  ↓
📄 防災士認証試験に合格
  ↓
✅ 防災士認証登録 → 活動開始

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4. 防災士に必要な資格やスキル

  • 日本防災士機構が認証する「防災士」資格
  • 防災に関する基礎知識・行動力
  • 地域との連携力・広報力

5. 活躍の場・働き方

  • 自治体・企業・学校・地域ボランティア団体など
  • 災害訓練の指導、防災マップ作成、防災教育など
  • 本業のかたわら活動する人も多い

6. 防災士の平均年収は?

防災士は民間資格であるため、単独の「防災士としての年収」というより、所属先の職種によって年収が決まる形です。
自治体職員・消防職員・企業の安全管理担当・学校職員など、防災士資格を活かす場は多様です。

一般的な年収の目安としては、自治体の防災担当職員で350万〜600万円、企業の安全管理担当で400万〜650万円程度。
非常勤・講師・地域防災アドバイザーなどの場合は、日給・時給・業務委託での収入となります。

資格取得により手当・職務加算がつくケースもあり、キャリアアップの材料としても有効です。

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7. 向いてない人は?

  • 人前で話すのが極端に苦手な人
  • 防災に関心がない人
  • 自主的に動くのが苦手な人

8. よくある質問(Q&A)

Q. 誰でもなれる?
A. 年齢・性別・職種問わず、講座受講と試験合格で誰でも取得可能。

Q. 資格に有効期限はある?
A. ない。ただし継続学習や研修を受けることが推奨されている。

Q. どこで活躍してる?
A. 自治体や企業、教育機関、地域団体など幅広い場で活躍中。

9. 関連する仕事

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10. 現場の声

■ 職業・職歴
自治体職員(防災担当)/7年目

■ 仕事内容
地域の防災計画づくり、住民向け講座、避難訓練の企画運営を担当。
災害時には避難所の立ち上げや情報収集など、住民支援の最前線に入ります。

■ やってよかったこと
住民の方が「前より防災意識が上がった」と言ってくれた時は、本当にやりがいを感じます。
災害対応では判断を迫られる場面も多いですが、地域の命を守る実感があります。

■ 大変だったこと
災害が起きたときは深夜でも動く必要があり、精神的にも体力的にもハード。
情報が錯綜する中で、冷静に判断する力が求められます。

■ これから目指す人へ
コミュニケーション力行動力があれば活躍できます。
資格取得だけでなく、地域活動に関わることで実践力がつき、評価も上がります。