入国審査官の仕事とは??
空港や港で、外国人の入国審査を行う。日本の“玄関”を守る法務省の専門職。
1. どんな仕事?
入国審査官は、空港や港で外国人の入国・出国手続きを行い、日本の国境管理を担う専門職です。パスポートやビザを確認し、滞在目的・滞在期間などが適切かを判断します。
仕事内容は多岐にわたり、不正入国の防止・不法滞在の確認・偽変造旅券の見抜きなど、高い注意力と知識が求められます。面接(インタビュー)で状況を聞き取る場面もあり、英語を中心とした語学力は欠かせません。
また、空港の国際線では昼夜を問わず勤務が行われるため、シフト勤務(早朝・深夜)に対応する柔軟さも必要です。国の安全を守る責任ある業務として、判断力・冷静さが重要になります。
2. どんな人に向いてる?
- 責任感があり、冷静な判断ができる人
- 外国語(英語など)に興味がある人
- 人と接するのが苦にならない人
- 国際的な仕事に関心がある人
3. 入国審査官になるには?(進路チャート)
🎓 高校・大学卒業(学歴に応じて試験区分あり)
↓
📝 国家公務員採用試験(専門職)→ 入国警備官区分など
↓
🛂 採用後、研修を経て全国の出入国管理機関に配属
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4. 入国審査官に必要な資格やスキル
- 国家公務員採用試験(専門職)に合格
- 法律知識・対話力・判断力
- 英語や外国語スキル(必須ではないが有利)
5. 活躍の場・働き方
- 国際空港・港・入国在留管理局など
- シフト制(早朝・深夜勤務あり)
- 制服着用・警備的業務もある
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6. 入国審査官の平均年収は?
入国審査官の平均年収は約450万〜650万円ほどで、年齢・役職に応じて安定的に昇給します。
国家公務員のため福利厚生が手厚く、特に空港勤務では宿日直手当・地域手当などが収入に加算されます。
初任給は約20万円前後からスタートし、係長級・専門官級になると年収600万円台へ到達するケースもあります。
(出典:人事院「国家公務員給与実態調査」、法務省入国管理局資料)
7. 向いてない人は?
- 外国人と接することに抵抗がある人
- 緊張感ある現場に弱い人
- 規律やルールを守るのが苦手な人
8. よくある質問(Q&A)
Q. 英語力は必須?
A. 英語ができれば有利だが、試験自体に必須ではない。
Q. 民間空港での勤務もある?
A. 国際線がある空港・港に配属される可能性がある。
Q. 女性も活躍してる?
A. もちろん。近年は女性審査官も多く活躍中。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
■ 職業・職歴
入国審査官/空港国際線カウンター勤務・8年目
■ 仕事内容
パスポート確認、入国審査、面接対応、偽変造旅券のチェックなどを担当。
国籍や文化の異なる渡航者と接するため、常に最新の制度や国際情勢を確認しながら業務を行っています。
■ やってよかったこと
不正入国を未然に防げたときや、トラブルを冷静に解決できたときに達成感があります。
英語力を活かせる場面が多く、日々の成長を実感できます。
■ 大変だったこと
深夜帯のシフトや繁忙期は集中力が必要で、判断を誤れない緊張感があります。
相手の意図を読み取る面接では、慎重な観察力が求められます。
■ これから目指す人へ
冷静に判断できる人・語学に抵抗がない人・責任感がある人に向いています。
国の安全を守る誇りを感じられる、やりがいのある仕事です。



