自衛官の仕事とは??
日本の安全と平和を守る国防のプロフェッショナル。陸・海・空の各部隊で活躍する。
1. どんな仕事?
自衛官は、防衛省に所属し、日本の安全保障や災害派遣などを担う国家公務員です。
陸上・海上・航空自衛隊のいずれかに配属され、訓練・警戒監視・装備の整備・国際貢献など、多岐にわたる任務を遂行します。
日常は基礎体力づくりや専門訓練、装備品の点検、警戒任務などを計画的にこなし、非常時に備えた万全の体制を維持することが重要な役割です。
部隊ごとに任務が異なり、戦車部隊・航空機整備・艦艇乗組・基地警備など専門性の高い仕事も多く存在します。
有事だけでなく、台風・地震などの災害発生時には人命救助や復旧支援を行い、地域社会に深く貢献する職業としての側面も大きい仕事です。
2. どんな人に向いてる?
- 国の安全や平和に貢献したい人
- 体力や精神力に自信がある人
- 仲間と協力して行動するのが得意な人
- 規律やルールを守れる人
3. 自衛官になるには?(進路チャート)
🎓 高校・大学など卒業
↓
📝 自衛官採用試験(一般曹候補生・自衛官候補生・幹部候補生など)
↓
🪖 採用後に各自衛隊の教育機関で訓練・配属
4. 自衛官に必要な資格やスキル
- 国家公務員としての採用試験に合格すること
- 高い体力と精神力
- 訓練を通じて技能・階級が上がっていく
5. 活躍の場・働き方
- 全国の駐屯地・基地(陸・海・空)
- 海外派遣(国際協力・PKO活動など)
- 災害時は全国各地へ緊急出動も
6. 自衛官の平均年収は?
自衛官の平均年収は約400万〜650万円です。
階級や勤務年数によって大きく変わり、曹クラスで500万円前後、幹部になると600万〜700万円台に届くこともあります。
住居手当・基地内宿舎・食事補助などの福利厚生が充実しており、実質的な生活コストが抑えられる点も特徴です。
※参考:防衛省人事院勧告情報、給与統計資料より算出
7. 向いてない人は?
- 体力や健康に不安がある人
- 上下関係が苦手な人
- 規則正しい生活が苦手な人
8. よくある質問(Q&A)
Q. 女性もなれる?
A. 近年は女性自衛官も増加中。採用枠や設備も整ってきている。
Q. 任期はある?
A. 自衛官候補生などは任期制。一般曹候補生や幹部候補生は長期勤務が前提。
Q. 危険な仕事?
A. 有事対応の訓練は厳しいが、日常業務は安全管理が徹底されている。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
■ 職業・職歴
陸上自衛官/普通科部隊勤務・8年目
■ 仕事内容
日々の訓練、体力練成、装備品の整備、警戒監視、災害派遣の準備などが中心。
有事に迅速に動けるよう、部隊全体で計画的に動いています。
■ やってよかったこと
災害派遣で救助した方から感謝されたときは本当に胸が熱くなる。
国を守るという使命の中で、自分の役割を実感できます。
■ 大変だったこと
規律の厳しさと体力面のハードさは覚悟が必要。
長期間の訓練や離れた地域への派遣もあり、精神面のタフさも求められます。
■ これから目指す人へ
体を動かすのが好きで、責任感の強い人に向いています。
専門資格も多く取得でき、将来のキャリアを広げられる環境です。


