疫学研究者の仕事とは?
疫学研究者は、感染症や生活習慣病など、病気の原因や広がり方を調査・分析する専門職です。統計データや調査結果をもとに、病気の予防法や対策を導き出し、医療政策や健康指導に活かす役割を担います。
1. どんな仕事?
人々の健康状態や生活習慣に関するデータを集め、分析・解析を行います。感染症の発生原因やリスク要因を突き止める調査や、ワクチンの効果検証、健康指導の有効性評価などに携わります。

2. どんな人に向いてる?
- 統計やデータ分析が得意な人
- 粘り強くコツコツと研究に取り組める人
- 社会課題や公衆衛生に関心がある人
3. どうやったらなれる?(進路チャート)
🧬 高校卒業後、大学で医学・保健学・生物学・統計学などを専攻
↓
📊 大学院(公衆衛生学・疫学など)で専門知識を深める
↓
🏥 大学や研究機関、国の研究所などで研究職に就く
4. 必要な資格やスキル
- 必須資格はなし(ただし大学院修了が前提)
- 統計学・疫学・公衆衛生学の知識
- プログラミング(RやPython)やデータ分析ソフトのスキル
5. 活躍の場・働き方
- 大学・大学院、医療系研究機関
- 保健所、厚生労働省、製薬会社など
- 国際機関(WHOなど)で働く人も
6. 平均年収は?
400万円〜700万円
大学・企業・官公庁など勤務先によって幅があります。経験や実績で年収1,000万円超もありえます。
7. 向いてない人は?
- データ処理や統計に苦手意識がある人
- 成果がすぐに出ない仕事に向いていない人
- 社会課題に無関心な人
8. よくある質問(Q&A)
Q. 感染症の流行を予測するのも疫学研究者の仕事?
A. はい。予測モデルを構築したり、感染経路の分析などを行うことも重要な役割です。
Q. 研究者になるにはやはり大学院が必須?
A. ほとんどの疫学研究職は修士号や博士号を求められます。特に大学や公的機関で働く場合は大学院卒が基本です。
9. 関連する仕事
10. 現場の声
※(現場の声は今後掲載予定)